気恥ずかしい帰郷②・・・抽斗部材~前加工~箱組 [木工のこと]

前回のつづきです・・・

完全に外箱部の仕様を変更して再作製の抽斗箱
箱部の加工まで終わったんで、次は抽斗部の材取り

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嫁いだお子の思わぬ帰郷で、先様へはいっぱいご迷惑を
かけているんで、ちょっと贅沢だけど抽斗材には
以前に頂戴した尾州ヒノキの端材を使用してあげよう

20170115_02.jpg

いつも通り、小端金を使って得意の幅接ぎ
軟木なんで、接着層の柔らかい白ボンドがいいかな

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とっても素性がいい材なんで、この程度の量なら
鉋一丁で全部つるっと削れちゃう^^
工房内いっぱいに拡がったヒノキの香りで心爽やかに ♫

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次は抽斗の底板、不要な厚みは取りたくないんで
4mmの積層材を使用、白ボンドをシーラー代わりに塗布

20170115_05.jpg

ビジネスで余った、ちょっと高価な塩ビフィルムを貼付

20170115_06.jpg

組込前の最終、箱内部には**を塗布しておこう
本当は外部同様オイル施術したいけど
抽斗の側板が、オイルのシミだらけになるんで**で対応

20170115_07.jpg

木工通の方はご存知のように、和ナラはアクが強く
手垢や刃物の鉄分と反応して黒化しやすいんで
組込前に内部を##をしみこませてアク取り洗浄

20170115_08.jpg

ひとしきり片付いたところで、Fクランプ圧締めで組込
次週末まで、一週間ほど我慢してもらいましょう

20170115_09.jpg

「**」と「##」は、どこでも手に入るものです
と言うか、ぼかして居ますが意味ないですね^^


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しゅわっち

ひのきの鉋くず!欲しいですねぇ。。
ボンドをシーラーがわりに!?
ちょっとびっくりですがなるほどです♪
伏せ字は私にはちんぷんかんぷんでしたが
聞いても解らないでしょうから同じことですね(^^;
by しゅわっち (2017-01-18 01:46) 

工房とも

しゅわっち様、いつもありがとうございます
住友3Mダイノックフィルムで有名な、今流行りの塩ビフィルムには、溶剤系の専用シーラーがありますが、こうして端すっぱに使用する自分には不要です、がそのまま貼るには接着力がありませんので、こうしてボンドをシーラー代わりに塗布し、完全に乾かしてサンディングをして下地を作ります、シーラーと言っても、全ては接着剤ですので理にはかなっているはずです^^
ヒノキは確かにいい香りですが、驚くことに欧米人は嫌いだそうですね、自分が若かりし頃は、ヒノキチオールを含んだ、米ヒノキや米ヒバは、現地では人気がなく安価でしたが、日本人のおかげで、値が上がってしまいました。。。
ヒノキもいい香りですが、自分が好きなのはケヤキの心材でしょうか、ヒノキのように長続きはしませんが、加工中はムスク風の爽やかな香りが工房いっぱいに立ち込めます、その他にも、ソメイヨシノは桜餅、サティーネはチョコレート、ローズ系は名の通りバラの香り、「神の樹」と呼称されるパロサントはお香になるほど芳香です・・・それぞれに個性があります、、、が臭いのも居ます。。。
伏字はご容赦ください、いやな奴と思われるかもしれませんし、隠すほどのことではありませんが、探求していただくのも、当blg購読の一つの楽しみとしていただく、と言ったところです
またの長居でした、よろしければパロサントのおが屑差し上げますので、HPのフォームからでもご連絡ください、何時になるか分かりませんが、ご遠慮なくどうぞ^^
https://tuti-kin.co.jp/BforthForm/?id=2

by 工房とも (2017-01-18 07:57) 

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