工房に新入り-30・・・数品と同材回想 [木たちのこと]

本年最初の新入り材君達をご紹介

小ぶりの段ボール箱と二回りほど大きな巻ダンに包れて
お馴染みさんと一見さん合わせ、4名様がご到着
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アフリカの貴婦人が「ピンクアイボリー」さんなら
艶やかな南米娘が「ブラジリアンチューリップウッド」さん
一般にチューリップウッドと言うと、北米の「イエローポプラ」さん
の呼称のようだが、その昔西欧では「木の宝石」と扱われただけあって
水に沈むほどに重硬で仕上げは困難、何よりずっと高価で全くの別人
芯持ち材とは言え、2尺半ほどの厚板を半値程度でゲット
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南米のド派手な様相をした「レースウッド」さんによく似た
豪州の「ビーフウッド」さん、ご覧のような変形廉価端材ゆえ
独特の霜降り状態のビーフ調とはいかないが
その名の由来となった血肉色と、もやもやした杢目はご健在
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当ブログではすっかりおなじみの「スネークウッド」様
材料屋さんに聞けば、一旦その魅力を知ってしまうと
どうしても手に入れたくなる逸材・・・「確かに。。。」
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最後は「フランス黄楊」さんと並んで欧州ボックスウッドの代表格
「トルコ黄楊」さんで、100π程の短丸太を購入
2度目の購入だが、以前に比べると持った感じが軽い
聞けば、「同時に入荷した材なんで乾いていると思います」とのこと
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初めて購入した際に、ちょっとだけ角を削ってみると
サツマイモのような綺麗な黄色の肌が露わになったんで
生材(未乾燥材)とは知りながらも、節部を手鋸で裁断
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節部ゆえ、もやもやと濃色部は残っていたが
ちょっと磨いてあげれば、ご覧のような美しい面持で
今でも知人のバッグにぶら下がってご健在
20120203-176.jpg

購入する量と回数はだいぶ少なくなったとは言え
まだまだ「購入症候群」は完治に至らず・・・

はて、今年は何回この「工房に新入り」記事を書くのだろう。。。

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2010/7/27 「工房に新入り-13」
http://koubou-tomo.blog.so-net.ne.jp/2010-07-27

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