鉋の話 その3 [道具のこと]

ともです

その1と その2で続けて鉋の話したんで
かなり専門的だけど、ついでにもう一つ
見た目は似た物の、平鉋と長台鉋についてちょこっと


kanna4.jpgkanna3.jpg

ご存知の方も多いと思うけど、鉋には色んな種類がある
自分が持っているだけでも
・・・平鉋
・・・長台鉋
・・・台直し鉋
・・・際鉋(きわ)
・・・脇鉋(わき)
・・・隅鉋(すみ)
・・・内丸鉋
・・・反り台鉋
・・・面取り鉋
・・・留め鉋
・・・溝鉋(みぞ)
・・・豆鉋
・・・南京鉋
・・・デコラ鉋
・・・・・・

ざっと思いつくだけでもこんだけある、自分は持っていないが
木工旋盤(ろくろ)に使う鉋なんかも含めれば、この何倍もあるだろう

そんな中で、通常最も使うのが平鉋と言われる一般的なやつ
誰もが「鉋」と言われて想像するあれだ
大工さんといわれる方たちはあまり使わないが
家具屋で次に重宝されるのが「長台鉋」
通常の平鉋と形は同じだが、台の長さが1.5倍くらいに長い

平鉋が、木材の表面を綺麗にするのが主な役割なのに対して
こいつは、材料の通直性を出すのが一番の仕事
その昔、木工機械がない時代は、よく使ったらしいが
プレーナー(電動鉋)と言う、素晴らしい道具がある今
建築現場では、殆ど目にしなくなっているようだ

先日アップした、黒柿のマウスパッドを見てもらいたい
日記にも記したように、黒柿の材巾が少々足りないんで
手持ちのローズウッドを、巾方向に足して接着してる
この2つの材料を接着する際に、その接着性能を高めるため
極めて通直製が要求されるが、この時使っているのが長台鉋

平鉋は、台直しの関係でどうしても削った後、
最初と最後が膨らみ気味になる
ある程度削る材料が直線でなくとも、均一に削れるように
台を調整しているからだ
それに対し長台鉋は、直線が出ていない材料は鉋屑が均一にはでない
逆に言うと、手入れされた長台鉋で均一な鉋屑が出るようであれば
かなりの通直性が出て、2枚の板を気持ちよくピタッと剥ぐことができる

平鉋と長台鉋は、形は一緒だが根本的に役割が違うのだ
台の直し方一つで、こんなにもシステマチックに機能が違う鉋
本当に奥が深すぎて、残された人生で極める事がでるのかなぁ・・・
でも、ものすごく楽しい

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